トモの頑張ってます!!

ダイエット、筋トレ、ストレッチ、読書、音楽について書いてます

今日は読書の日。幸福論3種類。

おはようございます。
トモです。

今日は読書のお勧めの日。
3大幸福論を紹介したい。
まずは「アラン幸福論」



多分これが3つの中では一番読みやすいかなと思
う。散文的ではありますが宗教色もなく読みやす
い。どれもそうなのですがこうすれば幸福になれ
るとは説いてなく幸福とはこうだという感じです

まぁ幸福は努力して幸福になろうとしなければ
ダメだと言ってますね。
心の持ちようが大事だということです。
まぁ言われてみればそうなのですが現実はなかな
か上手くいかない。

幸福の定義は人によってマチマチですしね。
ある人は金があればいいというかもしれないし、
好きな人と結婚出来ればいいという人もいるで
しょう。あるいは起業して一部上場の会社が作れ
ればいいという人もいるかもしれません。

具体的に幸福を探そうとするとこういうことに
なってしまう。結局心が満足すればそれで幸福な
のだろうと思う。具体的な目標はただの現象に過ぎないですしね。

突き詰めて幸福とはという点では答えは言って
ないのが逆にいいですね。
短い章に区切られて書いてあるのでこの3つの
中では一番読みやすかったです。

次は「ラッセル幸福論」です。



前に教育論でこの人を紹介しましたが論理的で
すね。人生そのものは不安を抱えてる点で不幸に
なるからそれを取り除く必要があるということらしい。

まぁ努力して不幸のもととなる日常から変えてい
こうと。そういうことらしい。
本当はもっと実践的なことを書いてあたのですが
難しくてあまり覚えてないんですよね。

日本人にはあまり当てはまらないかなと漠然と
思ってしまったことも要因の一つかもしれません
今日本は心を病んでる人が多いですから。

ラッセルは数学者で論理学者であったから考え方
も論理的です。
結局自分を救ったのは数学の探求心だったらしい
外に意識を向けたことで内面に行く不幸を取り除いたらしい。

この人は長生きして幸福であったらしいから説得
力がありますが万人向けではない気がする。
みんな悩みの種類は人それぞれであるしこれで
みんな幸福になれるとは言ってないですし。

もう一度読まないとよく分からない感じですね。
僕の稚拙な頭では。

さて最後の一つは「幸福論(ヒルティ)」です。



これだけは宗教が入ってます。
キリスト教です。
なので幸福な生き方というのはキリスト教的な
生き方がメインになって説いてます。

僕は無宗教ですが聖書の内容は大体知ってるので
逆に一番わかりやすかったですね。
ただこれでは他の宗教の人は幸福になれないのか
なと思ってしまいます。

ただキリスト教がメインなので正しく生きること
が幸福につながることだと。
仕事をし人として正しい生き方が幸福に繋がると
いうことらしい。

宗教の部分を抜かせばいいことが書いてあります
ただ幸福論の中でこれが一番量が多いので読むの
に骨が折れます。
実践的な内容というよりも生き方を説いてる感じですね。

こうすれば幸福になれると書いてる中で宗教が入
ってくると日本人にはなかなか難しいかも知れま
せん。日本は仏教の影響が濃いですがそれでさえも曖昧です。

正月は神道の神社へ行く、クリスマスになれば
キリスト教、死んだら仏教の坊さんを呼ぶ。
これと言った宗教に染まってないですね。

これらの三つの幸福論読んでも僕は幸福になれる
とは正直思ってないですが生き方だけは真摯に
生きようと読みながら思いました。

幸福は僕は心が満足する生き方が出来ればいい
かなと漠然と思ってます。
方法は何でもいい。
起業するなり趣味に没頭するなりスポーツをやるなど。

ただ欲を満足させるのではないということは違う
と思う。この辺が難しいところですね。
欲が満たされれば心も満足するとみんな思うで
あろうから。心の充足度というのは欲の充足度とは違うと思う。

欲を満たすのは獣性みたいな感じがします。
心はもうちょっと上の段階ですね。
マズローの段階的欲求というのがありましたが
これに近いかもしれませんね。

最初は低次元なものからだんだん高尚な欲求に
移行していくという。この通りなら幸福もレベル
アップしていく気がしますね。まずは身近な目標
を立ててそのために努力する。それができたらもうちょっと上の目標を立てて努力する。

これの繰り返しで幸福になれる気がする。
最初から聖人みたいな生き方は疲れます。
人として生まれた以上正しく生きる努力をする上
で欲も高尚になっていくものだと思う。

この3つの幸福論は実践書ではないのであくまで
論述です。こうした方がいいとは書いてあります
が僕は参考程度にして自分らしい生き方をしたい
ですね。また全部読み返してみるかな。

何か参考になれば幸いです。