トモの頑張ってます!!

ダイエット、筋トレ、ストレッチ、読書、音楽について書いてます

読書のすすめ。都鄙問答

おはようございます。
トモです。

読書は自己投資としていいものですね。
1000円位で書いた人の知恵と経験が得られるので
コストパフォーマンスがいいです。

今日は松下幸之助さんが経営に困った時読むといいと
言われた「都鄙問答」です。

岩波文庫は読みにくいのですがこれは読みやすく出てたので買いました。
倹約の大切さがところどころに出てます。
昔の人もドラ息子はいるんだなと読みながら思いました。

儒教を中心に説いてますが商人にも生き方を教えてるとして
逆に儒学者に嫌われてた面もあったそうです。
来るものは拒まず誰でも教えたというのでしょうがないですが。

でも読んでて今の日本には合ってる思想かなと思いましたね。
今は金を使うよりも耐える時期ではないかなと。
倹約の大切さとお金の使い方や商売の心構えなど
読んでてためになりますね。

昔は士農工商として商人は商売が汚いと思われてましたから
商人に講義をするとは間違ってると言われたそうです。
商人は人のためになるように商売せよと説いてたのになかなか
難しい問題だったようですね。

売値と仕入れ値の折り合いを決めるのも難しいですから。
結局商人が勝手に決めるので決まった値段はこの当時は
なかったようですから。

アダムスミスだったかな?
労働の賃金は神の見えざる手といって自然に決まっていくと
説いてましたが現実はなかなかそうはいかないようです。

とにかくこの「都鄙問答」は今の世の中でも通用するなぁと
読みながら金の使い方をしみじみ教わってる感じです。
金持ちには金持ちの苦労があるのも困ったものですね。

金持ちの子供には金の使い方から倹約を教えないとダメになると
読みながら思いました。
子供に楽をさせてやりたければ小さいときから働いて得た金の
重要さを教えないとろくな人間にならないのかと思いましたね。

名声や地位に安住して努力しないと家は傾いてしまいます。
常に努力して支出と収入のバランスを知っておくべき。
家計簿から見直さないと。

金の使い方は教わらなくとも誰でもできるけど金を得る方法は
学ばないとできないことを肝に銘じて生きなくては。

そんなことを思いながら読んでました。

今日はこの辺で。